初めまして、代表の大西です。ほとんどの方が知らない昔のスタジオ用スピーカーがテーマです。
次回はwe300Bシングルの真空管アンプについて。
RCA LC1-Aスピーカーとは・・・
1950年ごろRCA(USA)が製造し、放送局やスタジオで使われた業務用スピーカー。 スピーカー本体は同軸型の2wayでシンプルな初期型です。 高能率なので数ワットのアンプで充分です。インピーダンス16Ωです。![ネット付きの状態。パターはサイズの参考に。](/wp-content/uploads/2015/06/image1right-225x300.jpg)
ネット付きの状態。パターはサイズの参考に。
所有しているLC1-Aは・・・
所有しているLC1-Aは20年ほど前に秋葉原の中古ショップで購入し現在も使っています。 音色はやさしく魅力的に人の声を表現します。小編成のジャズや演歌(女性)を聞くには最高と思っています。 反面、フルオーケストラやデジタル系の再生は弱いです。スピーカー本体の寿命と思いますが、低音が弱いのと大音量再生は苦手です。![バスレフの板は半分閉じてあります。](/wp-content/uploads/2015/06/image5right-225x300.jpg)
バスレフの板は半分閉じてあります。
中古ショップの店主は状態の良いオリジナル品と言っていましたが・・・・
中古ショップの店主は状態の良いオリジナル品と言っていましたが購入した後に良く見てると、片方のコーンは張替えでもう片方はオリジナル(?)エンクロージャー(箱)は傷だらけのボロボロ品です。しかも大型。天井から吊るすタイプなので形状は3角形です。それを横に立てて使っています。![ボロボロコーン](/wp-content/uploads/2015/06/image6right-225x300.jpg)
ボロボロコーン
![これはオリジナル高域用スピーカー](/wp-content/uploads/2015/06/image7right-225x300.jpg)
これはオリジナル高域用スピーカー
私の可能聴域も年齢と共に狭くなり・・・
私の可能聴域も年齢と共に狭くなり、多分10kHzの音は聞こえないと思います。なので現在オーディオでの再生は長く聴いていると嫌になります。情報も多すぎると疲れるのかもしれません。 自分の年齢と同じぐらいのオンボロ「LC1-A」ですが今後とも大切に使っていきたいと思います。![RCAのエンブレム](/wp-content/uploads/2015/06/image4Right-300x225.jpg)
RCAのエンブレム